TFSハンズオンで準備した環境

7/21にヒーロー島で開催させて頂いたTFSハンズオン用に準備した環境で、一部の方々から反応(強烈な内容だと、これ便利だから某支店に置きっぱなしにしろとかw)がありましたがので、「こんなスペックでできるんだ」といった感じで見て頂ければと思い、メモも兼ねて残しておきます。

持ち込んだPCは一部の方々にしてみれば普通のマシンスペックですw
○CPU:Corei73820K-C2
  6コア12スレッドです。
○メモリ:4GB×8枚=32GB
○ディスク
 ・2TB HDD SATA2×1
 ・512GB SSD SATA×1

OSとかは、すべて評価版で構築しています。
・Windows Server 2008 R2
 
・Windows 7 Enterprise
・Visual Studio 2010 Ultimate SP1
・Office Professional Plus 2010
・Team Foundation Servwe 2010 SP1

概要ですが、
○Hyper-V環境を構築
○TFSサーバ環境構築
 仮想マシンのスペックは
 ・論理CPU:2個
 ・メモリ:4GB
 ・ディスク:100GB(可変割り当て)
  実体は20GB程度しか使用していません。
  作成先はSSDです。
 ・普通にインストールすればOKです。
 ・ADは使用しません。
 ・接続用の全ユーザを登録します。(今回は40ユーザ)
 ・使用するチームプロジェクトを作成しておきます。(40プロジェクト)
 ・ファイアウォールはすべてOFFにします。
○クライアントベース環境構築
 仮想マシンのスペックは
 ・論理CPU:1個
 ・メモリ:1GB
 ・ディスク:100GB(可変割り当て)
  こちらは35GBぐらい使用しています。
  作成先はSSDです。
 ・コンピュータ名は適当に設定します。
 ・リモートデスクトップ接続の設定を行っておきます。
 ・Visual Studio/Officeを普通にインストールします。
 ・Windows Updateはこの環境で適用してしまいます。
 ・ファイアウォールはすべてOFFにします。
○個別クライアント環境構築
 ・ベース環境のディスクを親ディスクとして、差分ディスクで構築しました。
  CPU/メモリはベース環境と同一です。
 ・コンピュータ名/ハンズオンで使用するユーザ(今回は1台で1ユーザのみ)を登録します。
 ・IPアドレスの割り当ては、今回は固定IPアドレスで設定しました。DHCP割り当てという手もありますが、DHCPに登録しなければいけないので、手間はあまり変わらないかもしれません。

この環境だと、TFSサーバ+クライアント約20台ぐらいは同時使用できます。

○使用感
 今回、参加頂いたのが10名ちょっとでしたので、皆様に仮想環境を使用して頂きました。
 ハンズオンですので、あまりガツガツ使用することもなく、ヘビーなVSプロジェクトでもありませんが、結構サクサク動いてたようです。
 レポート表示したり、CIとかゲートチェックインで一斉にビルドが実行されるタイミングとかもありましたが、そんなに待たされることもなく実行できていました。

○おまけ
 ・今回の環境は、約3日ぐらいかけて作成しました。
 ・運搬する際に、SSDはつけたまま、HDDは外しました。
 ・個別クライアント環境の作成は、ほぼ手作業でヒーヒー言いながら作成していました。
 Windows Server 2012とWindows 8になれば、PowerShellでいろんなことが自動化できそうですので、次回作成することがあれば頑張ってみたいなと思います。
 ・MSさん、コミュニティ用にAzure利用枠ください。それが一番楽ですw
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください