MSC2012参加 2日目

MSC2012参加 1日目」の続きです。
※間違いがあるかも知れませんが、あくまで個人的なメモですのでご容赦願います。

○KeyNote
 Office2013に関する内容がメインでした。
 ・操作の先読み
 ・マウスクリックとタッチとで異なる表示(表示間隔が異なる)
 ・ソーシャル連携

○パートナーセッション
 某社のサーバ紹介を聞きました。

○Windows Server 2012で自動管理の限界に挑戦してみる
 ・ADサーバどう追加しますか?
  →今まではdcpromoたたいて、OSの自動化はスクリプト作って・・・
 ・WS2012はPowerShellでDC構築が可能
  複製する場合はコピー元のDCマシンを停止する必要があるので、最低限2台のDCが必要
  クローン先情報を先に埋め込んだ後にエクスポート→インポート→起動
 ・Windows Management Framework 3.0でWS2008R2もPowerShell3,0OK
 ・Windows Workflow Foundationとの統合
 ・ジョブのスケジューリング
 ・堅牢なPSセッション
  PSセッションに他のコンピュータから接続可能
  →セッション情報をターゲット側に保有
  リモートセッション接続はWebAccessもある
 ・ワークフロー
  パラレル
   例:VMの移動
     1台ずつだと遅い
     foreachに-parallelをつけて、パラレル実行
  サスペンド
 ・管理しやすいシステム構成
  ComputeとStorageを分離
  ScaleOutFileServerは最大8ノード、ここにVHDを乗せる
  SMB3.0 Witness
   「(俺に)何かあったら教えて」的な役割
  SMB3.0マルチチャネルの状態もPowerShellで確認可能
  →ポートは445?
   インターフェースあたりのセッション数のデフォルトは4
   コア数が多いと効果が大きい(4コアぐらいだとあまり変わらない)
 「もう何でもPowerShellで設定」って感じです。

○サーバー構成の選択肢を広げる Windows Server 2012 の新しいファイル & ストレージ サービス
 ・ストレージ仮想化によるデータ管理の効率化
  記憶域プール→仮想ストレージ→ストレージサービス(SMB/CIFS、iSCSI Targer、NFS)
 ・シンプロビジョニングと重複除去
 ・シナリオ
  拠点サーバに低コストでデータ信頼性と管理性を追加
  プライベートクラウド基盤としての柔軟な拡張性
 ・ユーザ/デバイス情報とデータ属性に応じたアクセス制御
  きめ細かなアクセス管理
  文書の分類を自動的に実施しアクセス管理に利用
  必要に応じて暗号化などの自動処理も追加可能
  ダイナミックアクセス制御
   「自分が所属する部署が作成した文書のみ閲覧可能」「モバイル端末以外からのみ閲覧可能」
   というルールを作成
   →グループによる煩雑なアクセス権設定ではなくなる
   フォルダ/ファイルに「分類」プロパティタブが追加されている
   ※Win8/WS2012のみ参照/設定可能
   別サーバに同じルールを適用したいときには「集約型ポリシー」(テンプレート)を適用
 ・高機能ストレージやクラウドサービスとの連携
  データ転送処理を高機能ストレージにオフロード(Offloaded Data Transfer)
   サーバ間はトークンの授受のみ。実データ転送はストレージ間でのみ発生。
  オンラインストレージを保存先に(Windows Azure Online Backupサービス)
   データは暗号化して保存
   「使った分だけ」転送

○なぜ Oracle Database をやめたのか。~SQL Server への移行事例で語るその理由~
 ・SQL Serverの現在
  悪い評価は昔(SQL Server 2000ごろ)の話が大半
  日経コンピュータ:顧客満足度(2012)/パートナー満足度No1(2011)
  2009年 Oracle    21%→2011年30%→2014年27%
      SQL Server46→    50%→   54%
 ・SAP(基幹系システム)での新規導入数No1
 ・脆弱性
  2002年:Oracle:21, SQL Server:24
  2011年:       52,             1
 ・Oracleとの3つの違い
  ・1コアあたりの単価
   Oracle Enterprise    \5,163,000
   SQL 2012 Enterprise  \2,560,000
  ・オールインワン
   Oracleは有償オプション(Ent同士で比較)
  ・ランニングコスト
   SQLは保守費用の選択が可能
    パッチのみなら保守費不要という選択も可能
   Oracleは22%(年間)が発生(社内の全システムに対して)、毎年2%の値上げ
 ・構成例別コスト比較
  金額がモロに出てたので省略w
 ・移行
  ・移行アセスメントサービス
  ・BIツールが標準!
  ・データ増大によるパフォーマンス低下→再構築
   コスト安い、1億5000万件からの抽出が1秒以内
  ・システム更改
   保守費が高い!
   RACよりもAlways On
 ・Oracle Migration Assessment Service(OMA)
  移行コストを算出するサービス
  Oracleに精通したパートナーによる診断
  アセスメントレポートを提供
  質問可能な報告会を実施
  移行が本当に難しいときには「難しい」といいます!
  無償だが、
   ・原則として1インスタンス
   ・Oracle Enterpriseが対象、もしくはSQL Server Enterpriseが利用予定対象
   ・情報システム部門への説明会が実施可能である
   ・本当に移行を検討している
 無償で受けれるのは大きいですね

○Visual Studio 2012 新機能解説 ~絶対にここだけはおさえておきたい主要機能~
 ・要件の理解を高めたい
  →ストーリーボーディング(PowerPoint)
   PowerPoint2007以降
 ・日々の作業をより楽に
  →統合開発環境の強化
   ・タブレットのシミュレータ
    ローカルファイルを本当に見ているので、削除とかは注意!
   ・htmlタグ、開始タグを修正すると終了タグも自動修正
   ・カラーピッカー、スポイト
   ・デバッグ対象のブラウザを選択することが可能
   ・ツールボックスの検索
   ・クイック検索
   ・ソリューションエクスプローラーの検索
    メソッド名検索もできる
   ・選択したものだけに関連する依存関係を表示することも可能
   ・ソリューションエクスプローラーを複数起動
    それにソースコードをドッキングすることも可能
   ・「中断」で環境まで含めて復元可能
 ・同じ処理作っちゃったorz
  →コードクローン分析、単体テスト、リファクタリング機能など
   ※1ソリューション内で、C++は対象外w
   ※リファクタリングはテストとセットで!
 ・テストができない(呼び出し先機能が未完成/本番環境に影響があり、簡単に動かせない/条件発生が困難)
  →Microsoft Fakes
   実コードの変更が不要!
 ・障害情報収集
  →IntelliTrace
   運用環境上で収集可能なように強化
   PowerShellで設定
   Trace情報からソースコード表示まで連動できる/その時の変数情報も参照できる
 ここまで出来るか!って感じです。

Windows8とかWindows Server 2012がRTMした直後/Office2013 Preview公開中なので内容盛りだくさんでしたが、ちょっと全般的に内容が浅い気がしたので、個人的にはTechEdが恋しいです。

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