昨日のブログについて、MVP ALMの亀川さんからこんなフォローを頂きました。
ということで、1台でエージェントが複数立ち上げれるか、実機で確認してみます。
Visual Studio Online(VSO)のサイトを複数作成するのはちょっと面倒かな?(ユーザを複数作成しないといけない気がします)というのと、自分にしてはめずらしく、オンプレミスのTeam Foundation Server2015の環境がまだ構築できていないので、1つのVSOサイトに対して複数のエージェントを登録してみました。
まず、Windowsから。
Visual Studio Online(VSO)のサイトからエージェントをダウンロードしておき、「ZIP展開→フォルダ名変更→ConfigureAgent.ps1で設定&起動」を繰り返すだけです。
別々のフォルダ名で展開し、エージェント名をユニークに設定すれば複数立ち上がりました。
次にLinux(CentOS7)。
※実環境を持っていないので確認できていませんが、たぶんMacでも同じだと思います。
‘sudo npm install vsoagent-installer -g’まで完了していれば、「ディレクトリ作成&移動→’vsoagent-installer’→’node agent/vsoagent’で設定&起動」を繰り返すだけです。
こちらも別々のディレクトリ名で作成し、エージェント名をユニークに設定すれば複数立ち上がりました。
自分の環境での参考値ですが、エージェント1つあたりの消費メモリは、Windowsで約100MB、Linuxで約20MiBぐらいでした。
複数のプロジェクトが平行で走っているけどビルド用端末が複数構築できないとか、開発用ライブラリのライセンスの都合上複数台用意できないような時にはこんな感じで構築してみてはどうでしょうか?
※ライブラリのライセンスによってはNGな場合のありえますので、構築前にちゃんと確認はしてください。