この記事はTFS Advent Calendarの23日目の記事です。
サイトはこちら:http://atnd.org/events/22819
@kkamegawaさんの記事にも上がっていますが、12/15~16でPowerTools December 2011が公開されています。
今回は、その中から「Team Foundation Server Power Tools for Eclipse」を見てみます。
名前に「Server」とありますが、クライアント側で使用するEclipseに対する機能追加になります。
追加される機能としては、
・Alert Explorer
・Find in Source Control
・Work Item Templates
の3つになります。
○Alert Explorer
「ビルドが終わった」「チェックインが完了した」「作業項目が割り当てられた」など、状況が変更したときに、通知してくれるように設定が行えるツールです。
設定内容はこんな感じです。
<作業項目関連>
このイベントに対して、通知先を設定します。
例えば、自分の作業項目の内容が変更されたときに通知してほしいときの設定画面はこんな感じです。
○Find in Source Control
ソース管理から、ファイル名/フォルダ名をキーワード検索するツールです。
「誰かがチェックアウトした」「特定の人がチェックアウトした」という状態も指定できます。
該当するフォルダ/ファイルが見つかると、一覧に表示されます。
そのフォルダ/ファイルに対して、チェックアウトしたり、履歴を見ることもできます。
○Work Item Templates
作業項目入力用テンプレートが作成できるツールです。
バグ登録するときに、いちいち「区分」「イテレーション」を選択したくないとか、タイトルに定形文言を入れるのが面倒とかいったときに使えるかと。
テンプレートを作成した作業項目を選択します。
通常の作業項目入力画面と同じ画面が表示されるので、テンプレート化したい項目に対して事前にセットする内容を入力します。ここでは、タイトルに「追加作業:」、アクティビティに「開発」を入力します。
テンプレートを使って作業項目を入力するときは、テンプレート名称を右クリックし、「New Work Item from Template(N)」を選択すると、事前に内容がセットされた状態で入力画面が開きます。
PowerToolsに対しても「Everywhere」を展開してくれています。
TFSとかAzureとか見ていると、「.NET開発者だけ」ではなく「全て開発者に」という雰囲気が強く感じられます。
TFS Advent Calendar
更新日: 2011.12.26 Team Foundation Server の Advent Calendar が TFSUG の勇士 (有志) の方を中心に行われています! TFS Advent Calendar