9/27~28で開催されたthe Microsoft Conference 2012に参加してきました。
ざっくりとですが、メモ。
※間違いがあるかも知れませんが、あくまで個人的なメモですのでご容赦願います。
○KeyNote
基本的にはビジョンのお話でしたが、
・ショーケースからどの商品が取られた、戻されたというデータを収集し、
Excelで簡単にヒートマップを作成する
・ATMの前で携帯電話を掛ける体制をとると、画面に警告メッセージを表示する
・PowerViewでブラウザ内でBIができる
などのびっくりするデモもありました。
キーワードとしては、
・コスト削減/事業継続性(BCP)
+世界視点、経営スピード向上.社風改革、情報活性化、カバナンス向上、インテリジェントなオペレーション
・攻めのIT
Lync
・コンシューマのデジタル化
デバイス/モバイル/ソーシャル
・バックエンドの奥行
クラウド/ビッグデータ
・ジェスチャー/音声認識/マシンラーニング
・データセンターのさらなる進化
・新しいアプリケーションに対応
・あらゆるデータを分析
・使いやすいITの実現
・オープンな開発環境
・一元的なシステム管理
・共通のIDとセキュリティ基盤
・プラットフォームとしての仮想化
といったものもありました。
○パートナーセッション
昼食をGetするためだけに入りました
○ここまで進化した「Windows Server 2012」の概要
・クラウドへのバックアップが標準機能に追加
Windows Azure Online Backup(Preview)
・DCの仮想化対応/複製
・ポリシーベースのアクセス権限
・ディスクの仮想化
・CIFS/NFS/iSCSI
・De-Dup/4Kセクタ
・ReFS
・SMBマルチチャンネル/Remote Direct Memory Access(RDMA)
・サーバのCPUに負荷をかけない/低い遅延/直接操作の97%程度まで可能/専用のハードが必要(RDMA-capable network interface[R-NIC])
・データ処理のオフロード(ODX)
・クラスタ不要のライブマイグレーション
・Hyper-Vレプリカ
リモートサイトでの起動確認テストまで対応
・NICチーミング
・Hyper-V vs VMWare ○×表 ← 日本語版がDL可能
・RollingUpdate
・Direct Access
IPv4のみの内部アクセス
OneTimePassword
TPMベースの仮想スマートカードサポート
・BranchCache
クラウド上のデータに対応
管理性とパフォーマンス向上
・VDI
改めて見直すと、もの凄い機能強化です。
○最新ブラウザー Internet Explorer 10 概要
・JavaScriptの高速化
Win7+IE8:4411.4, WIn8+IE10:178.6
・クライアントレンダリングを使用→高速描画
・Webページから、Windowsストアアプリへ飛ばすことができる
・デスクトップ版への半自動誘導:requiresActiveX=True
・IE10のFlashを使用するためには、compatibilityviewlistに申請&登録必要
最後のFlashの話は全然知りませんでした。
○ワークスタイルの再創造を可能にするWindows 8 ライセンス体系
・アップグレード経路
Old Windows Pro
→Win8 Pro Upg.
+SA → Win8 Ent.
Win8 Pro(90日以内)
→+SA →Win8 Ent
Thin Client→Windows Virtual Desktop Access → Win8 Entの仮想インスタンスへのアクセス権
・Win8 Pro
AD参加/GP適用
BitLocker/ファイルシステム暗号化
RDホスト/オフラインファイル
クライアントHyper-V/位置自動認識
ボリュームライセンスとしては、アップグレードのみ
・Win8 SA
Win8 Ent/MDOPの追加購入/Win Thin PC
仮想環境の利用権/Windows to Go/ローミング権
CSLの追加購入
・Win8 Ent
Windows to Go/Direct Access/Branch Cache/VDI/App Locker/Windowsアプリのサイドローディング
取得したEntのライセンスは永久使用可能
・MDOP
UE-V(User Experience Virtualization)
App-V
MED-V
MBAM(Microsoft Bitlocker Administration and Monitoring)
Microsoft Advanced Group Policy Management(AGPM)
Microsoft Diagnostics and Recovery Toolser(DaRT)
SA契約中のみ使用可能
・Windows to Go
SA or VDAが割り当てられた端末で使用可能
SA端末の主要なユーザはローミング権で社外の端末でWindows to Goの利用が可能
(Office 2010 SAのローミング権でもw2g対応)
・2台目以降の端末へのライセンス
SAの主要なユーザの2台目以降の端末でCompanion Subscription Lisence(CSL)の取得で、
4デバイスまでVDI環境へのアクセスやw2gの利用が可能
・2台目がWindows RTの場合
SAがあれば追加ライセンスなくVDI環境の利用が可能
・サイドローディング
Win8 Pro、ワークグループのEntの場合はプロダクトキーが必要
プロダクトキーはVLSCから取得可能
一般のボリュームライセンス購入は100個以上
2日目に続く。