以前にTFSUGメンバーで「TECHNICAL MASTER はじめてのTeam Foundation Server」を出版させていただきましたが、9/17に「アジャイルでやってみた。 ウォーターフォールしか知らなかった僕らSIerのスクラム日記」を出版させていただけることになりました。
前回は技術メインでしたが、今回はストーリーメインとなっています。
ストーリーとしては、上司にいきなりアジャイルやれと言われ、試行錯誤しながら問題に対処していくという内容で、アジャイルって具体的にどうやるの?/初めてアジャイルをするけどどう始めればいいの?という方でも簡単に進め方がイメージできるような感じになっています。
今までの書籍では「機能説明(技術)」か「ストーリー仕立て(プロセス)」のどちらかに偏っているのが多いかなと思いますが、本書は少しだけ技術面をMixして、VSTSの機能を利用して問題に対処する形になっているので、「具体的にどうツールを適用すればいいか」がわかりやすくなっていると思います。
技術面では、機能の全体概要説明という感じにはなっていますが、
・OSSとVSTSの連携、OSSからの移行(Subversion、Jenkins、Redmine、Android Studioなど)
・Application Insights、Power BIといったクラウドとの連携
・前回と大幅に機能が変わったビルドやリリースマネージメント
といったところまでカバーしています。
出版記念イベントが10/5に東京で開催されます。(第36回 TFSUG東京 「アジャイルでやってみた。」出版記念)
企画者の中村さん(@kaorun55)と、著者筆頭のちぇんわさん(@changeworlds)が執筆時の裏話とかについて話されると思います。
また、大阪で開催されるdotnetConf関西(9/17開催)に、著者メンバーである亀川さん(@kkamegawa)がスピーカーとして参加されるので、そこでもお話があると思います。
最後になりましたが、お誘いいただきました中村さん、レビューに多大な尽力をいただきました横田さん・高橋さん、いろいろなアドバイスや帯のご協力をいただきました武田さん・牛尾さん、原稿が遅くなりご迷惑をお掛けしました秀和システムさん、ありがとうございました。あと、筆者一同の皆様、お疲れさまでした。(^^)/