build.xmlの先頭には各種パスの定義を記載していますが、まずは全体のフォルダ構成はこうしました。
今回、TFSのプロジェクト名を「JavaProject1」、ビルド定義名を「CI-Build」にしています。
TFSのビルドを実行すると、「Sources」配下にソースファイルなどが展開され、ワークフォルダを作成しつつビルドが進み、最終生成物を「Binaries」配下に格納するという感じになります。
build.xmlのフォルダパス定義部分です。
「~_HOME」はOS環境変数を参照しています。
「${BinariesRoot}」は、TFS上での最終生成物の格納先フォルダを示す定義で、TFSのビルドサービスから実行されると自動的に設定されます。(今回は「\Build\1\JavaProject1\CI-Build\Binaries」がセットされます)
基本的には、HOMEの設定と、生成物の出力先の設定を行ってます。
1つ、「cobertura.instrument.dir」についてですが、カバレッジ取得のため、coberturaがオリジナルソースに独自の処理を追加するのですが、追加されたクラスファイルを格納するためのフォルダを指定しています。
次は各処理で指定するクラスパス定義とFindBugs/CheckStyle/Coberturaタスクを使うためのtaskdefです。
基本的には、各処理のマニュアルに記載されている通りです。
次はソースのビルド処理(javacタスク)部分についてです。