Windows Server 2008R2 SP1 Betaから正式版へ

以前に、Intel HD Graphics搭載PCでHyper-V動かすためにSP1 Beta入れてましたが、ついに正式版SP1が公開されました。
(MSDN/TechNetでは公開済。一般公開は23日からの予定)

待ってましたとばかりにSP1を入手し、アップデート実行したところ、「既に入っている」とのメッセージが。
やっぱりアンインストールいるかということで、SP1 Betaアンインストールしましたが、再起動でブルースクリーン→(;一_一)
セーフモードでアンインストールしても再起動→ブルースクリーン。orz

仕方がないので、Windows Server 2008 R2 with SP1のイメージをDVDに焼き、アップグレードイントール実行→何とか正式版SP1環境で起動。
Hyper-Vの設定内容もちゃんと残ってます。
ただ、ライセンスキーは再入力する必要がありました。

まぁ、Hyper-VのParentOSには通常何も入れませんので、アップグレードインストールしてもさほど問題ないかと。

しかし、RemoteFXの前提条件をクリアしているマシンがないのでちょっとさみしいです。(;_:)

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta Language Pack登場

これが出るのをお待ち申し上げておりました。

元々SP1Betaでも一部は日本語化できていた(Pleiadesのおかげ?)のですが、ついにLanguagePackが登場です。
DownLoadはこちらで。

今後どうなるかはよくわかりませんが、今回は日本語のみサポート??っぽいです。
(日本ってすごいんですね。)

早速、少しだけ動かしてみました。
(LanguagePack適用前の画面と比較してみたい方は以前の記事をどうぞ)

○通常の画面(チームエクスプローラー)

Scr01

○チームエクスプローラーのコンテキストメニュー

Scr02

○ビルド定義編集画面

Scr03

この画面は、VisualStudioと一部内容が異なる部分(「プロジェクトファイル」のところ。Ant/Maven連携で、MSBuildに対する設定が異なります)があったので、日本語化されたのは嬉しいです。

○ゲートチェックイン確認画面

Scr07

LanguagePack適用前はほとんど英語でしたが、適用後は完全に日本語です。

○ゲートチェックイン完了画面

Scr08_2

○ソース調整画面

Scr09

ほんとに完全日本語化されました。
細かい所(ボタンの文言、ステータス表示など)も日本語です。
もうVisualStudio2010とほとんど変わりません。
「英語だから」ということで導入を控えていた方がいらっしゃれば、ぜひ導入してください。

りばてぃさんの連載:Team Foundation Server 2010入門 第5回

@ITにて、りばてぃさんが連載されているTeam Foundation Server 2010入門の第5回が公開されました。今回も「自動ビルド」についてです。

今回は自動ビルドと単体テストについて、「とりあえずすぐに使うためには?」という感じで書かれています。
あと、ゲートチェックインについても簡単にあげられています。

さぁて、次はどんなネタになるのかが楽しみです。

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta変更点:おまけ

テスト中にハマってしまったネタです。

SP1 Betaでビルド定義の選択ができるようになりました。
そこで、テスト用として1つのTFSプロジェクト内に.NET用とJava用のゲートチェックインビルド定義を作成し、Eclipse上からチェックインを行いました。
ビルド定義の選択画面が出てくるので、Java用のビルド定義を指定して実行したところ、意味不明なエラーでビルドが失敗します。

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パラメータ名:rootTrackingがないとか、作業項目の種類Bugが見つからないとか言われても・・・(-_-;)

いろいろ探してみたところ、MSDNフォーラム(英語)にMavenで同じエラーについての投稿を発見。
対策は、「9月にBuild Extentionsの新しいのがでてるからそれ使って」とのこと。
リンク先に飛んでみたところ、タイトルが「Team Foundation Server Build Extensions Power Tool April 2010」になっていたので、リンク先が間違ってるのかなと。
ところが、いろいろ検索してもBuild Extentions September 2010のページが見つかりません。
小一時間悩んで、やっと発見しました。
April 2010のページにあるファイルのLAST UPDATEDがSeptemberになっていることを。orz

新しいBuild ExtentionsをビルドサーバにインストールしたあとにEclipseからチェックインを行うと、ちゃんとビルドできました。
できれば、ページタイトルもSeptemberにしてほしかったです。(;一_一)

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta変更点:ゲートチェックイン後のソース調整

前回の続きです。

個人的に一番うれしい変更点ですが、ゲートチェックインが正常終了したあとのソース調整がすごく簡単になりました。
無印Everywhereの動作については、「ゲートチェックイン時のソース管理状態 その2」にて。

今回、2つの方法(タイミング?)で調整が可能になっています。
1つ目は、ビルド完了時にVS IDEと同じ完了通知画面が表示されるようになりました。

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ここで「調整」ボタンを押すと、調整対象のファイル一覧が表示されます。

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もう一度「調整」ボタンを押すと、「保留中の変更」からファイルがなくなります。

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2つ目は、「Gated Check-Ins」ビューにシェルブされたままのビルド一覧が表示されるので、そこからソース調整を行う方法です。
ビルド完了通知画面で、あえて「無視」ボタンを押します。
すると、「保留中の変更」一覧にファイルが残ったままとなりますが、「Gated Check-Ins」ビューにビルドが成功したシェルブセットが表示されます。

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調整対象のシェルブセットを選択すると、ビュー上部にある「Reconcile Workspace…」が使用可能になります。
(調整対象のシェルブセットを右クリックした際のコンテキストメニューにある「Reconcile Workspace」でも同じです。)

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「Reconcile Workspace」を選択すると、調整対象のファイル一覧が表示されるので「調整」ボタンを押します。あとの動作は1つ目の場合と同じです。

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ビルド完了通知ツールに頼らないといけなかった無印版と比べ、相当使いやすくなったと思いますし、完了通知画面もビルド完了してからさほど待たずに表示されるようですので、待ち時間(無駄な時間)もほとんどありません。
ちょっとだけ残念なのは、ビルド処理ログ表示画面からは調整ができないままなことですが、これだけ簡単に調整が行えるのであればそんなに問題ないかと。

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta変更点:ビルド定義の選択

まずは、ゲートチェックイン有効時に、どのビルド定義を使用するかが指定可能になりました。
無印版は、1つのTFSプロジェクトで複数のゲートチェックインビルド定義が存在する場合、どのビルド定義を使用するか指定できませんでした。
(詳細は1つのTFSプロジェクトで、.NETとJavaの共存は可能か?を参照)

今回のSP1 Betaでは、VisualStudioと同様にビルド定義の指定画面が表示されるようになりました。

01

※メッセージが全て英語なのは、まだ日本語LanguagePackが出てないためです。

これで、1つのTFSプロジェクトで.NETとJavaの共存がゲートチェックインを使っても可能になりました。

ゲートチェックイン後のソース管理状態についても変更がありましたので、つづきへ。

Team Explorer Everywhere 2010 SP1 Beta登場

マイクロソフト長沢さんのブログで、Everywhere 2010 SP1 Beta公開という記事がでてます。
全然英語読めないのですが、長沢さんのブログの元ネタであるBrian Harryのブログを見ると、
 •Fully localizable product.
  (完全なローカライズ)
 •Full Gated check-in support for TFS 2010.
  (TFS 2010のゲートチェックイン機能のフルサポート)
 •Support for rich work item descriptions
  (リッチな作業項目記述のサポート)
 •A bunch of bug fixes and other improvements.
  (多くのバグフィックスと他の改良)
と書いてあります。

部署で使用しているのがJavaなのでちょっとチェックしてみましたが、結構使いやすくなってるっぽいです。
個人的に気になった(気に入った?)ゲートチェックイン関連の変更内容について、次回以降で書いていきます。

Windows7&Windows Server 2008 R2 SP1 RC版のインストール

PDC10パブリックビューイングのust中継を見ながら書いてます。

Windows7&Windows Server 2008 R2 SP1 RC版が出たので、さっそくBeta版を入れた環境にインストール。
Beta版はアンインストールしないといけないのですが、「
Windows Server 2008 R2 SP1 Betaの副産物
」で書いたように、SP1なしの状態ではIntel HD Graphicsドライバがコケるのでちょっと前置きが必要です。
とは言っても、標準VGAに変更してからアンインストールするだけですが。
RC版に入れ替わったら、再度Intel HD Graphics用ドライバに変更すればOKです。

ちなみに、私の環境では、Beta版アンインストールからRC版インストール完了までに約2時間かかりました。

りばてぃさんの連載:Team Foundation Server 2010入門 第4回

@ITにて、りばてぃさんが連載されているTeam Foundation Server 2010入門の第4回が公開されました。今回は「自動ビルド」についてです。

自動ビルドに関して、個人的にはもう一つ「いいな」と思う点があります。
それは、「正式なビルド環境が保全される」ということです。

ちゃんとした開発環境ではあまり意識する必要はないと思いますが、「このシステムはxxさんの端末でビルドしてたんだけど、別システムの開発で環境いじったらちゃんとビルドできなくなっちゃった。orz」なんてことないでしょうか??
(自分の部署ではアリアリです(^_^;))

TFSのビルドサーバを立てておけば、こんなことはなくなります。
(あ、ちゃんとバックアップは取得してくださいね。)

1台のビルドサーバ内に複数のビルド環境の構築も可能ですし、仮想環境でも構築可能ですので、「サーバ」と名がつく割には比較的導入しやすいと思われます。

VirtualServer2005用ツールの自作 その6

補足情報です。

○ツールでのVirtualMachine状態確認について
 少しだけ状態確認(「実行中でないと保存させない」とか)を行っていますが、正確なチェック内容ではありません。
 VirtualServerの正確な状態遷移図(State Diagram)は
英語のMSDN(Virtual Machine State Diagram)にあります。
 ちなみに、Hyper-Vについても
資料(Msvm_ComputerSystem Class)
は存在するのですが、V1.0とV2.0で仕様が異なるようです。

○再起動用バッチファイルについて
 ソースを収納したZIPファイルに、再起動用のバッチファイルを含めています。
 (tempフォルダ内の「再起動時.bat」/「再起動後.bat」)