TFS2013インストール(できるだけコマンドで) その1:概要

毎度ながらご無沙汰状態で申し訳ありません(/_;)

ちょっと調べものをするために環境を作ろうと思っていたところに、Visual Studio 2013 Update 3やTeam Foundation Server Updte 3が降ってきたので、一から環境を再作成することにしました。
でも、今までと同じように作成しても面白くないので、今回はできるだけコマンドを使ってインストールしてみることにします。

今回作成する環境は次の通りです。
○Active Directoryサーバ
 OS:Windows Server 2012 R2 with Update
 ドメイン名:tfs2013.localnet
 コンピュータ名:tfs2013ad01

○Team Foundation Server 2013 サーバ
 OS:Windows Server 2012 R2 with Update
 コンピュータ名:tfs2013sv01
 SQL Server:SQL Server 2014
 SharePoint:SharePoint Foundation 2013 with SP1

○ユーザなど
 ・グループ
  TFSServices, TFSDevelopers
 ・ユーザ
  TFSService(TFSServices)
  TFSAdmin, TFSDev01, TFSDev02(TFSDevelopers)

今回のポイントは
・SQL Server 2014を使う。
 →Team Foundation Server 2013用に無償で使えるSQL Serverとして2014が対象になるので。(詳細はBrian Harry’s Blogにあります)
・Windows Server 2012 R2でSharePointを使う
 →TFS 2013にはSharePoint Foundation 2013が同梱されていますが、Windows Server 2012 R2には対応していないのでインストールできません。しかし、Windows Server 2012 R2対応のSharePoint 2013 SP1が出ているので、これを使ってみます。

前置きはこのぐらいにしておいて、次からは実際のインストールの手順についてです。

Microsoft MVPアワード受賞

いろいろな方々のご尽力により、この度Microsoft MVPアワードを受賞しました。
カテゴリーはVisual Studio ALMです。

最近はブログの投稿も少ない状態ですが、せっかくの機会ですので、いろいろチャレンジしていきたいと思います。

簡単ですが、今後ともよろしくお願いいたします。<(_ _)>

CLR/H & ヒーロー島 & Windows 女子部 合同勉強会 in 札幌に参加してきました

最近勉強会が重なることが多いのですが、今回「神と天才と縄神様の競演」が見れるということで、また札幌まで出かけてしまいました。

しかしながら、前夜祭に参加するために、直行便で午前中から移動したにも関わらず、ホテルにチェックインした後に勉強会の参加申し込みをしていないことが発覚w。急きょ申込みを行い、前夜祭にも滑り込みセーフでした。皆様は事前に確認しましょうw

当日は
 ・縄神様による、なかなか聞くことがないBizTalk
  名前は聞いたことがありますが、自分が思っていたのとは少しだけ違ってました。

 ・神によるコミュニケーション&プレゼンテーションスキル
  参加者のリクエストに応じて発表内容を変更し(今回はメールやチャットについてがメインでした)、さらに内容そのものも「頭に入ってくる」というよりかは「体に浸み込む」という感じのものでした。

 ・小学生(10歳!)による『社会』プレゼンテーション初挑戦!
  本当に小学生でしょうか?というぐらい落ち着いて話をし、笑いまでとれるなんて、今の自分でもできません。

 ・Windows女子部による「インターネット」とは?
  IT関係の会社ではない方々によるセッションでしたが、逆に誰にでもわかりやすいものでした。

 ・タブレット販促ロールプレイ in ヒーロー島
  ここでとある事件が発生し、セッション時間・順序が変更となりました。
  とあるシチュエーションを元に、4人程度のチームに分かれ、さらにチーム内で売り手と買い手に分かれてロールプレイを実施し、タブレットの購入契約が取れたかどうか、その原因などについて発表するという形式でしたが、IT系の勉強会でこういったことを行えたのは貴重な体験かと思います。

 ・ジニアスによる「君もLEGOってみる?」
  LEGOの体験などでしたが、PC上でLEGOを組み立てるソフトがあるのは知りませんでした。

 ・ジニアスによる「Kinect によるリアル体力測定」
  KinectとLeapMotionを使ったリアル体力測定でした。久しぶりに反復横跳びしましたが、もう体がついてきません・・・。

 ・神による「道徳」
  こちらは「いろんな人がいて、歩み寄っていかないといけない」といった感じの内容でした。

自分としては、今回のメインは神のセッションを聴けたのが一番大きな収穫です。少し大げさかもしれませんが、心機一転頑張りたいと思います。

最後に、CLR/Hさん恒例のおやつタイムの内容です。今回は「修行」はありませんでした。( ̄▽ ̄)
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はじめてのTeam Foundation Server電子書籍発売開始!

2月に発売を開始し、あっという間に売り切れとなり、全く入手できなくなった、ある意味幻の「はじめてのTeam Foundation Server」ですが、この度電子書籍で発売開始となりました。

現時点では、以下のサイトで発売開始しているようです。
・紀伊国屋書店
・booklive
・セブンネットショッピング
・全巻漫画ドットコム

今後、Amazon(kindle)などからも発売されるようですので、書籍で見れなかった方はこの機会にいかがでしょうか?

2014/06/11追記
ついにAmazon(kindle)版も発売されました!!

VS2013版 Version Control Guide出てます(Beta)

以前に分岐について書いていますが、それの元ネタにさせていただいたVersion Contol Guideの最新版(2014/05/02)がCodePlexで公開されています。
Version Control Guide (ex-Branching & Merging)
まだ完成していないので「v3.BETA」ということですが、VS2013対応版となっています。

範囲もちょっと広がっていて、今公開されているのは
・TFS Version Control Part 1 – Branching Strategies
 分岐の進め方についてです。
・TFS Version Control Part 2 – TFVC Gems
 VS固有な「ワークスペース」と、マージについてです。
・TFS Version Control Part 3 – Dependency Management with NuGet
 NuGetでどうやって依存関係を管理するかについてです。
の3つあります。
NuGetは今回初めて作成されたものです。
それともう1つ、「Git for TFVC Users guide」も作成される予定のようですが、まだ公開されていないようです。
3つ別々にダウンロードもできますし、3つまとめて+一部の図の元ネタまで含まれているファイルをダウンロードすることもできます。
VS2013からGit対応したので、こんな図も含まれていました。
○TFVSとGitのどちらを使うかを迷ったときの決定チャート図
○TFVSとGitのアーキテクチャ概要図

全て英語ですが、図を見てるだけでも大体雰囲気はわかる資料になっています。今まで見たことない方は一度見てみてはいかがでしょうか?

LinuxのEclipseからVisual Studio Onlineに接続!

またもや無更新の日々が続いております<(_ _)>

早速ですが、タイトルの内容に??と思われた方いらっしゃると思います。
EclipseからTeam Foundation Server/Visual Studio Online(VSO)に接続するには、Team Explorer Everywhere(TEE)があり、TEEはWindows以外のOSでも動作しますので、Linuxからでも接続できるのです。

しかし、実際に接続しようとすると、なぜかLinux(自分の場合はCent OS 6.3)からVSOに接続するときだけ、認証画面で止まっていました。
(WindowsのEclipseからはちゃんと接続できますし、LinuxのEclipse+TEEからオンプレミスのTFSに接続したり、FireFoxで直接VSOのチームプロジェクトサイトには接続できるのにです。)

一部の噂では、追加ライブラリを入れれば動作するらしいのですが、Linux力が全くない私ではどうすることもできず、あきらめていました。(;´Д`)

ところが、忘れていたころにConnectから「直したよ~ん」とのメールが。
早速最新版を入れてみたところ、ちゃんと接続できるようになっていました!!

これが証拠写真(大げさw)です。
○接続先を指定

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○VSOへのサインイン画面。前はこの画面のままか、真っ白な画面の状態で止まってました

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○アカウント画面が表示されました!!

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○チームプロジェクトがちゃんと参照できています

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○チームエクスプローラーもちゃんと参照できてます

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○項目(これはProduct Backlog)も日本語で参照できてます

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最新版のダウンロードはこちらから。

おそらく(自分を含め)、LinuxからTEEでVSOを使う方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、これで本当に「Everywhere」になりました。

ヒーロー島 バレンタインスペシャルに参加しました

2014/02/15に開催された、ヒーロー島 バレンタインスペシャルに参加させて頂きました。

いろんな方の話が聞けるなぁ~と思っていたのですが、前日に「某氏がインフル発症」とのことで、急遽スピーカーをさせて頂くことになりました(;゚Д゚)
以前に都合でお話できなかったときのネタが眠っていましたので、それを使いました。

概要は
 ・チェックイン履歴がAPIで取得できるので、ビルド時に自動で出力できるよ
 ・バイナリ(exeとかjarとか)に含まれるソースファイル名を追いかけることができるよ
 ・組み合わせれば、前回リリース時から修正したソースを基にしたバイナリの特定ができるよ
という内容です。
後半グダグダになってしまいましたが、「こんなこともできます」という例です。

まぁ自分のことは置いときましてw、他の方は足元にも及ばない素晴らしい内容ばかりで、あっという間に一日が過ぎてしまいました。
しかも、当日は関東圏でまたもや大雪で飛行機が飛ばないという状態でしたが、わざわざ新幹線に切り替えて来て頂いた方もいらっしゃいました。

せっかくお話させて頂きましたので、「はじめてのTeam Foundation Server」を1冊提供させて頂きました。(話の流れで...w)
じゃんけんで抽選となったのですが、最後に残った3名は「どう見ても本いらないでしょ!」という方々でしたが、喜んで頂けたのでよかったです。(ITPro系のMVPの方も欲しいと言われてたのはちょっとびっくりでした)
「近くの書店で購入できない?」と聞かれ、ちょっと心苦しかったのですが、リアル書店は4店舗限定ですので、購入したいという方がいらっしゃればAmazonになると思います。ちょっと前まで在庫切れでしたが、今は受付再開した様子です。
中身を見て頂けた方は、できればツィッターでもブログでもAmazonのレビューでもなんでも構いませんので、フィードバックを頂ければと思います。

最後に一言。
「イメージ戦略怖い(;゚Д゚)」

「はじめてのTeam Foundation Server」出版

またもや約1ヶ月ほど間が空いてしまいました。

その変わりと言っては何ですが、自分も参加させて頂いているTFSUGの皆様により、「はじめてのTeam Foundation Server」が2014/01/30から出版となりました。(秀和システム様より出版)
書店販売はとりあえず以下の書店であれば大丈夫とのことです。
<札幌>
 紀伊國屋書店札幌本店
<東京>
 ジュンク堂書店池袋本店
<名古屋>
 三省堂書店名古屋高島屋店
<大阪>
 紀伊國屋書店梅田本店

「近くにそんな本屋ないぞ!」というかたは、Amazonから購入頂ければと思います。

自分も少しだけですが、Team Foundation ServerのインストールとVSSからの移行について書かさせて頂きました。
(他の筆者がMVP保持者なのに、自分だけ何も肩書きがないのは内緒ですw)

内容としては、はじめてTFSを使う方をターゲットとしていますので、全般的な機能説明とかがメインですが、
 ・プロダクトバックログの作成から始まる開発プロセスの流れ
 ・テストセンター/ラボセンター
 ・TFSの利用事例
といった、あまり語られることのない内容も記載されていますので、ぜひ手に取っていただければと思います。

あくまで私見ですが、アジャイルな感じで開発されている方は、本書に加えて、
・SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(翔泳社)
・アジャイルソフトウェアエンジニアリング
 基本概念から継続的フィードバックまで(日経BP社)
を読めば、TFSを使ってアジャイルな開発を進めるにあたってのイメージは掴めるかなと思います。

また、お願いになりますが、フィードバックを頂ければとてもうれしいです。
(良かったこと、わからないこと、記載されていない機能について説明がほしい、近くの書店にも置いてほしいなどなど)
マイクロソフトの方針で、Visual Studio/Team Foundation Serverはラピッドリリース(短期間リリース)になりましたので、おそらく次のTFSが登場するのはそれほど遠くない時期と思われます。その時にまた書籍が出せるのであれば、頂いたフィードバックの内容を反映したいですし、リクエストが多ければ「~機能編」といった形で追加本が出せるかもしれません。(「あくまで~かも」ですが...)

最後ですが、出版記念として、2014/02/26(水)にTFSUGでイベントを開催します。
第21回 #TFSUG TFS本発売記念イベント
筆者による裏話などもありますので、お時間が取れる方は是非参加してみてください。

2013年の振り返り

.いつの間にか、今年もこんな時期になりました。

今年は前半は(コミュニティ的に)調子がよく、スピーカーもやらせてもらったのですが、後半は仕事が重なり、なかなか動けなくなってました。(6月から10月までブログ更新できてません(;ω;))
いわゆる「技術的負債」というものの大きさを改めて感じることになりました。

そんな中、Visual Studio 2013/Team Foundation Server 2013が登場し、「会社で使えたら、なんていい環境なんだろう...」と思いながら、新機能をお勉強中です。

来年は、仕事でもTFSを使おうかと画策しているので、うまく軌道に乗せて、徐々に勢力を拡大したいなと。

最近は県外のコミュニティにあまり出れていないので、いろいろ行きたいですね。
(仕事のスケジュールにハマればいいのですが、交通の便が良くなりすぎて、宿泊できないのが逆につらいです(;^ω^))
あと、TFS2013のハンズオンがどこかでできればなおいいかも。

今年もこんなブログにお付き合い頂きありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。<(_ _)>

第87回 CLR/H カソウ化デイに参加してきました

コミュニティ参加のブログは久しぶりのような気がします。

札幌のCLR/Hさん毎年恒例のカソウ化デイに今年も参加しました。

たしか去年も大雪だったような気がしますが、今年も大雪でした(;゚Д゚)

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外に5秒いたら、服が真っ白になりました。

今年もいろんなネタ(DataGrid、DPM、PowerShell、Kinect、SQL Server、Dynamics CRM、THETAなど)が聞けたりとか、とある方の生存確認ができたりとかとても楽しかったです。
(2次会がさらに楽しかったのですが、さすがにここでは・・・)

また来年も参加できればと思います。
最後にCLR/Hさん恒例のおやつタイムの内容です。
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