Linux統合サービスインストールで依存エラーになった場合

完全にメモなので簡単に。

LinuxIC V3.2で「./install.sh」を実行したときに、依存関係のエラーが発生したときは、以下のコマンドで依存関係をチェックしないようにしてインストールする。
<エラーメッセージ>

017

<インストール>
LinuxICv3.2のCD-ROMがマウントされているディレクトリで実行
rpm -Uhv –nodeps kmod-microsoft-hyper-v-rhel6-43.1.x86_64.rpm
rpm -Uhv –nodeps microsoft-hyper-v-rhel6-43.1.x86_64.rpm
reboot

Hyper-Vで「開始中」のままになったら

いろいろあり、Blogをご無沙汰していました。

久しぶりに「困ったなぁ」ということになったので、メモ代わりです。(^_^;)

Hyper-Vで仮想マシンを起動すると、通常は状態が「開始中」から「実行中」に遷移するのですが、ごくまれに「開始中」のまま固まってしまうことがあります。
しかも、困ったことに、「開始中」の状態では何も操作できないのです。

一番いいのは親パーティション再起動ですが、他の仮想マシンが既に使用中だと再起動できない場合もあります。

そんな時の最終手段として、「開始中」で固まった仮想マシンをブチッっと強制再起動させることにします。

1.親パーティションにAdministrator権限ユーザでログインします。(リモートデスクトップで問題ありません)
2.Hyper-Vマネージャーから、「開始中」で固まった仮想マシンに接続します。
3.タスクマネージャーを起動し、「プロセス」タブを選択後、メニューの「表示」から「列の選択」を選択します。
4.「プロセスページの列の選択」から「コマンドライン」をONにし、「OK」ボタンを押します。

Taskman1

5.タスクマネージャーを横に広げ、「vmconnect.exe」のコマンドラインを確認します。
  引数の中に、接続した仮想マシンのGUIDが指定されているので少しの間覚えるように努力します(^_^;)



Taskman2_2

6.イメージ名が「vmwp.exe」で、コマンドライン中に5.で確認したGUIDが指定されているプロセスを「プロセスの終了」ボタンでブチッと落とします。

Taskman3

これで、仮想マシンが自動的に再起動されます。

vmconnectで接続できない場合は、がんばって仮想マシンの定義ファイルを探し当てて、定義ファイル名として使用されているGUIDを確認してください。<(_ _)>

VirtualServer2005とHyper-VをWMIで・・・

仮想マシンの起動とかをリモートからWMIで行おうとしましたが、VirtualServerはちょっと難しいですね。
Hyper-Vなら、「\\[RemoteHostName]\root\virtualization」 名前空間内のクラス「Msvm_ComputerSystem」を使えばOKですが、
VirtualServerだと、
 ・名前空間が「\\[RemoteHostName]\root\vm\virtualserver」であり、Hyper-Vと異なる
 ・その中に「VirtualMachine」というクラスが存在するが、仮想マシンがOFFだと列挙対象外になる。
  (実行中の仮想マシンしか列挙対象にならない)
という感じです。
VBScriptで
  Set objVS = CreateObject("VirtualServer.Application")
  Set colVMs = objVS.VirtualMachines
  For Each objVM in colVMS
   [何か処理]
  Next
とすれば状態がOFFな仮想マシンも列挙対象にはなるのですが、これだとリモートでは制御できないので(T_T)

Hyper-Vを管理コンソールを使わずに・・・

会社環境をHyper-Vにしようとしたときに、クライアントはWindows7ではなくXPが大多数を占めるので、HYper-Vマネージャーが使えない
困った
ということで、何か良い方法がないかと探していると、「vmconnect」なるコマンドがあると。
Hyper-Vマネージャーから「接続」ってしたときと同じ画面ですね。
これでいいかも!と思いましたが・・・・
Hyper-V管理機能をインストールしないと使えません。
(T_T)
(インストール先が「%ProgramFiles%\Hyper-V」です)
とりあえず、電源ON/OFFだけできればOKだから、ASP.NETで管理画面でも作るか?(作れるのか??)

Windows7からのHyper-Vマネージャー接続 and ESET Smart Security

Windows7からWindows Server 2008 R2のHyper-V管理用にHyper-Vマネージャーを入れてみた。
 ping→OK
 リモートデスクトップ接続→OK
 Hyper-Vマネージャー→NG
???接続できない。
しかも、一旦接続できなくなると、pingもリモートデスクトップ接続もNGになって、サーバを再起動ないといけない。
サーバ側のファイアウォールログ(失敗分だけ)を取得するように設定してみても何もログは出力されない。
となると、「クライアント側からそもそも通信していない」ということも考えられる。
Windows 7側にESET Smart Securityを入れているので、ESET Smart Security側のパーソナルファイアウォールのログを見てみると 
 「
ポートスキャニング攻撃が検知されました。」ってある。
 しかも、ソースがサーバのアドレス!!
サーバはインストールしたばかりだから変なもの入れてません。まぁ、Windowsって裏でいろいろ通信しますからねぇ。
たしかに、ESET Smart Securityのファイアウォールを停止するとちゃんと接続できます。
ネットでネタを探してみると、
 ・セキュリティソフトでファイアウォールを装備している場合、一定期間攻撃元との通信を遮断する
 ・ESET Smart Securityの場合、攻撃元(今回はサーバ)が再起動されると攻撃元リストから一旦外れる
ということみたいなので、ESET Smart Securityのパーソナルファイアウォール設定から「IDSと詳細オプション」を選択して、「攻撃を検出したら安全ではないアドレスを遮断」をOFFに変更。
とりあえず、Hyper-Vマネージャーは使えるようになりましたが、セキュリティ設定上はあまりよろしくないかと。
でも、攻撃検知対象から特定アドレスを除外する設定はないっぽいので、どうしようもなく。
※ちなみに、Hyper-Vサーバ自身への接続ができない状態でも、Hyper-V上でホストされている仮想マシンへの接続(リモートデスクトップ接続など)は正常にできます。