TFSサーバはスペックの良いものを使用しましょう

確認用としてサーバ環境を構築し、チームプロジェクトを作ってみようとしたところ、こんなエラー...。

201

「タイムアウト」...orz
しかも「ロールバックしようとしましたが、成功しませんでした」と出てます><
SharePoint入れたのに、メモリをケチりすぎたみたいです...。

「困った」ということで、まずはログを確認してみます。
サーバの管理コンソールで「TFS構成」のログをのぞいてみます。
(「TFS構成」のレコードをダブルクリックすると開けます)

202

下の方から追っかけていくと、「ロールバック中です。」というログがありました。

203

推定ロールバック完了率100%と言いながら、そのあとの数値が「161 / 169」となっているので、一部ロールバック処理がタイムアウトしたと判断されたようです。

どうしようと思いながら、ログの続きを確認すると、

204

「removing all items.(169 / 169)」とか「Node returned:Success」とか出力されています。
これだと、タイムアウト後も処理をロールバックを継続していたように見えます。

「物は試し」で、もう一度チームプロジェクトの作成を実行したところ、正常に作成できました。

ちょっとびっくりしましたが、結論は「サーバはケチるな!」です。
SQL ServerがDiskを、SharePointがメモリを相当消費しますし、ビルドも同一マシンで行うのであれば、さらにリソースを消費しますので、結構スペックを必要とします。
チームプロジェクトがギリギリ作れたにしても、リソースが足りないとビルド/自動テストが遅くなり、「時間を短縮するために自動化したのに短縮できない」という残念な状況になりますので、サーバはスペックの良いものを使用しましょう。

ちなみに、今回は仮想マシンで構築していたので、
 ・仮想ディスクをHDDからSSDに移動
 ・割り当てメモリを4GBから10GBに変更
したところ、数分で作成が完了しました。最初からこうしておけばよかったorz

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください