前回の「TFS 分岐ガイド」にある「基本」分岐計画によると、
・最初にMAINブランチを作成
・開発を行うときにはDEVELOPMENTブランチを作成、そこで開発差分をコントロール
・開発が完了したらMAINブランチに開発内容をマージ
・顧客にリリースするものが固まったときにRELEASEブランチを作成
・リリースしたものにバグがあったときはRELEASEブランチに対して修正を行う
修正したもののうち、製品として取り込むべきものがある場合にはMAINブランチにマージする
といった感じになっています。
(TFSのゲートチェックインと自動テストを使えば、単一案件の開発はMAINブランチだけでコントロールすることもできると思いますが、今回はDEVELOPMENTブランチを作成することにします)
この計画に従うと、まずはMAINブランチを作成し、初期ソースを格納します。次にMAINブランチからDEVELOPMENTブランチへ分岐します。
・・・ですが、今まで分岐なんて考えていなかった場合、「MAINブランチなんて作ってない!」だと思います。(ええ、自分のそうです^ ^;)
となると、TFSに登録された状態はこうなっていると思います。
(チームプロジェクト「BranchTest」に対して、ソリューション「BranchTest」とプロジェクト「BranchConsole」「BranchTestLib」を登録しています)
新規作成時なら、一度削除してMAINフォルダを作成後、ソリューションをMAINフォルダの下に格納されるように再登録もできると思いますが、既に開発が進んでいると対応が難しいと思いますので、ソリューションフォルダをそのままMAINブランチと思い込むことにします。
次は、分岐の作成です。