VS11の右側に表示される「コードレビューの要求」、どう使うのかちょっと見てみました。
今回の環境は、レビュー依頼者が「DTFSUser01」、レビューアーが「DTFSUser02」で作業しています。
まずはレビュー依頼者側の作業からです。
ソースコードを修正後、「コードレビューの要求」を押します。
レビューアーの指定、依頼タイトル/メモなどを入力し、「要求の送信」を押します。
すると、TFSにレビュー要求が発行されます。
(内部的には作業項目として登録されています)
今度はレビューアー側の作業になります。
レビューアー側の「担当作業」に、発行されたレビュー要求が表示されます。
要求レコード(「DTFSUser01:13 – 表示内容変更」)をダブルクリックすると、コードレビューに関連する内容が表示されます。(チームエクスプローラーの表示内容が作業項目に合わせて変わるのがVS11のいいところですね)
コードレビューですので、まずは修正されたソースを見てみます。
修正されたソースファイル(今回は「ListFile.cs」)が表示されていますので、右側のチェックボックスをONにします。(というか、これボタンでは??)
すると、修正前後のソースコードが表示されます。
また、全体的なコメントも入れられます。(元々のコメントに対して「返信」をします)
これで、レビューアー側の作業は終了です。
依頼者側に戻ると、レビュー要求が完了していることがわかります。
このソースコードをチェックインするときに、レビュー結果を関連作業項目として関連付けできます。
VS2010+TFS2010のときには、「コードレビューしました」しか管理できない状態でしたが、VS11+TFS11ではレビュー作業そのものがVS IDEの中で簡単に実施できるところまで拡張されていました。
これでコードレビューが促進されると、レビューアーが大変になるかもしれませんw
あと、「コードレビューしないとチェックインできない」設定が簡単に行えればいいのですが、ちょっと見つけれていません。