TFS2010環境の作り方の1例:TFSセットアップ&構成ウィザード その3

○クライアントでDevAdminとしてログインし、VSからプロジェクト(TestPrj01)を作成します。

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プロジェクト名以外はデフォルトのままで問題ないでしょう。

○プロジェクトのグループメンバーシップに対して、「共同作成者」として開発者グループ(Developers)を登録

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○SharePointサイトにプロジェクト作業者を登録
 チームエクスプローラーで、プロジェクトを右クリックして「プロジェクトポータルの表示(H)…」を選択します。

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 「サイトの操作」-「サイトの設定」で管理画面に移動し、「権限の設定(詳細)」で権限設定画面に移動し、「新規」でDevelopersを「投稿」として追加します。

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こんな感じで設定すれば、プロジェクト管理者(DevAdmin)と通常の開発者(Dev01とか)の権限を分けつつ、比較的簡単に使えるのではないかなと。
念のためですが、手順に不備があっても責任は持ちません。

一応、全部を1ファイルにまとめたのをSkyDrive(http://bit.ly/iqekxr)に置きました。

ファイルがあるのになんで分割してBlogに上げたかといいますと・・・・
会社からはネットストレージ系はブロックされて参照できないんです(>_<)

ちなみに、ビルドサーバ構築については全く触れていません。いえ、「そこまで手が回りません」が正解です。
でも、継続的インテグレーション(CI)とかゲートチェックインとか自動テストとか重要なタスクが関連するとこなので、どこかでやりたいです。

TFS2010環境の作り方の1例:TFSセットアップ&構成ウィザード その2

○SharePointサイトにプロジェクト管理者を登録
 Internet Explorerでコレクション管理サイト(http://[サーバ名]/sites/DefaultCollection)に移動します。
 なぜか、ユーザ名/パスワードを聞かれるので、DCAdminでログインします。

Tfs01

 「サイトの操作」-「サイトの設定」で管理ページに移動し、「サイトコレクションの管理者」でDevAdminを追加します。


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一度「サイトの設定」に戻り、「権限の設定(詳細)」でDevAdminを「フルコントロール」で追加します。


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○レポートサイトにプロジェクト管理者を登録
 http://[サーバ名]/Reportsにアクセスし、「フォルダー設定」を選択します。

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 「新しいロールの割り当て」でDevAdminを「Team Foundation Content Manager」として追加します。

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サーバ側での作業はこんなところです。あとはクライアントで。

TFS2010環境の作り方の1例:TFSセットアップ&構成ウィザード その1

○TFSセットアップ
 TFS-x86/TFS-x64をお間違えなく。Windows Server 2008 R2は64bitしかないですから、TFS-x64フォルダ内のsetup.exeを実行します。
 1台なので、Team Foundation Serverプロキシは不要です。

○TFS構成ウィザード
 「標準の単一サーバ」で構築します。
 SharePoint/SQLServerReportingServiceにアクセスするときのサービスアカウントとしてTFSSvcを指定します。

Tfssetup01

○TFSのグローバルグループにユーザを登録
 Team Foundation管理者にDevAdminを追加します。

Tfssetup02


Tfssetup03

あとはSharePointとReportingサービスとの格闘(?)がメインです。
セットアップ自体は非常に簡単ですね。

TFS2010環境の作り方の1例:SQL Server

○SQL Serverセットアップ
 DCAdminでセットアップしていきます。
 まっさらな環境だと.NET Frameworkを有効にするかどうか聞かれるので「OK」にします。

Sql01

 基本的にはデフォルトのままです。
 追加機能はこんな感じで。

Sql02

 インスタンス名は既定のまま(MSSQLSERVER)にしましょう。変更すると、後が大変です。

 サービスアカウントは全て「blkworld\SQLSvc」で統一します。


Sql03

 SQLServer管理者にDCAdmin/DevAdmin/TFSSvcを追加します。

Sql04


Sql05

次はやっとTFSのインストールです。

TFS2010環境の作り方の1例:はじめに

最近、Team Foundation Server 2010環境を導入できそうなので、いろいろ遊んでみてます。
ところが、SQL Serverあり・SharePointありなので設定が多岐に渡り、頭の中がまとまりません。
しかも、たまにしか行わない作業(のはず)なので、次回作業するときには絶対忘れていることでしょう。
なので、メモがわりに環境作成の一例をまとめてみました。
前提として
 ・プロジェクト単位で担当者が入れ替わる
 ・とりあえず、プロジェクトサイトもレポート機能も使ってみたい
 ・1台のサーバーしかない
 ・でも、容量は食いそう
という設定とし、「標準の単一サーバー」で構築してみます。

余分な設定とかあるかもしれませんが、ご愛嬌ということでご勘弁をば。<(_ _)>

○準備物
 ・サーバ
  メモリは最低2GB必要です。2GB未満だとTFS構成ウィザードでエラーになります。
 ・Windows Server 2008 R2 SP1
 ・SQL Server 2008 R2
 ・Team Foundation Server 2010 SP1
 ・ドメイン:今回は「blkworld.~」で作成してみました。
 ・ドメイン管理者ユーザ:blkworld\DCAdmin
 ・TFSサービス用ユーザ:blkworld\TFSSvc
 ・SQL Serverサービス用ユーザ:blkworld\SQLSvc
 ・開発者グループ:blkworld\Developers
 ・開発者ユーザ:blkworld\Dev01/blkworld\Dev02/blkworld\DevAdmin
  →blkworld\Developersに追加
  ※DevAdminはプロジェクト管理者

○サーバセットアップ
 ドメイン参加をしておきます。
 サーバーマネージャーにある「IE ESCの構成」で、セキュリティ強化の構成を管理者だけOFFにしておきます。

Hyper-Vで「開始中」のままになったら

いろいろあり、Blogをご無沙汰していました。

久しぶりに「困ったなぁ」ということになったので、メモ代わりです。(^_^;)

Hyper-Vで仮想マシンを起動すると、通常は状態が「開始中」から「実行中」に遷移するのですが、ごくまれに「開始中」のまま固まってしまうことがあります。
しかも、困ったことに、「開始中」の状態では何も操作できないのです。

一番いいのは親パーティション再起動ですが、他の仮想マシンが既に使用中だと再起動できない場合もあります。

そんな時の最終手段として、「開始中」で固まった仮想マシンをブチッっと強制再起動させることにします。

1.親パーティションにAdministrator権限ユーザでログインします。(リモートデスクトップで問題ありません)
2.Hyper-Vマネージャーから、「開始中」で固まった仮想マシンに接続します。
3.タスクマネージャーを起動し、「プロセス」タブを選択後、メニューの「表示」から「列の選択」を選択します。
4.「プロセスページの列の選択」から「コマンドライン」をONにし、「OK」ボタンを押します。

Taskman1

5.タスクマネージャーを横に広げ、「vmconnect.exe」のコマンドラインを確認します。
  引数の中に、接続した仮想マシンのGUIDが指定されているので少しの間覚えるように努力します(^_^;)



Taskman2_2

6.イメージ名が「vmwp.exe」で、コマンドライン中に5.で確認したGUIDが指定されているプロセスを「プロセスの終了」ボタンでブチッと落とします。

Taskman3

これで、仮想マシンが自動的に再起動されます。

vmconnectで接続できない場合は、がんばって仮想マシンの定義ファイルを探し当てて、定義ファイル名として使用されているGUIDを確認してください。<(_ _)>

Tech Fielders セミナー ALM Day参加

さる3/9、Tech Fielders セミナー ALM Dayに参加させて頂きました。

長沢さんによるTFSの全般的な機能説明(その場で環境構築しながら!)と、@kaorun55さんによる「TFSの歩き方」というタイトルでの、プロセスにTFSを合わせて使う方法(考え方?)についてセッションがありました。

個人的に印象に残ったのが、
 ・単機能(ソース管理/タスク管理/自動ビルド管理など)の評価ではなく、機能間の関連性を評価することが重要
 ・「ツールを使用すること」が目的ではなく、「価値のあるものをより早く提供する」ことが目的
といったところでした。

自分の部署では「決められた作業を行えばよい」的な感じが強いので、もっと良い方向にカイゼンして行きたいなと改めて感じさせてもらえる一日でした。

どこに何を入れればいいの?

TFSは、いろんな構成で構築可能なのですが、拡張ツールとして
 ・Team Foundation Server Power Tools
 ・Team Foundation Server Build Extensions Power Tool
 ・Team Foundation Server MSSCCI Provider
 ・TFS-Project Server Integration Feature Pack
 ・その他(Visual Studio Galleryとか)
といった感じでいろんなものがあります。

これらのツールをどのマシンに入れるかがBrian Harry のブログに上がっていました。
「Installing all the new stuff」
英語は疎いのでサラッとしか見ていませんが、マシン種類別に簡潔に書かれていました。

今から構築される方は、これを見て頂ければ抜けはないかと。

りばてぃさんの連載:Team Foundation Server 2010入門 第6回&第7回

いろいろドタバタあって、二回分まとめてご紹介です。(第6回第7回
ちょうど、二回とも作業項目に関連するところです。

導入当初はVSS代わりにTFSを使っていき、ある程度なれたところで少しずつプロジェクト管理機能を導入していくことになると思いますが、
 ・まずは作業項目を登録する
 ・作業の進捗を入れる
 ・レポーティング機能で分析してみる
 ・分析結果をもとに、開発プロセスを改善する
というPDCAサイクルの入り口になるのが「作業項目」の管理になると思います。

また、アプリケーション・ライフサイクル管理(ALM:Application Lifecycle Management)についても少しだけ触れられています。
これは、TFSに搭載されている多数の機能を組み合わせることになるので、ちょっとだけ触ってる私では語れる内容ではないですが、いつかはやってみたい内容です。

Windows 7 & Server 2008 R2 SP1の正しい適用手順?

Windows 7 & Windows Server 2008 R2用のサービスパック1が一般公開されました。
普通は何も考えずにダウンロード→適用 or Windows Updateまかせなのですが、
今回はいろいろ注意事項があるようで、個人的なメモを兼ねて。

1.ダウンロードサイズ
 Windows7と2008R2の全パターンを包含するサービスパックとなっているので、ファイルサイズが約2GBと大きいです。
 ダウンロードサイトにも記載がありますが、1台だけ更新する場合はWindowsUpdateを使ってくれとのこと。
 企業とかである程度の台数の場合にはWSUSが適切かと。

2.ドライバのアップデートと個別KBのインストール
 今回、「Microsoft ダウンロード センターから Windows 7 Service Pack 1 をインストールする前に実行する手順」というページが作成されています。
 詳細は上記ページにて確認して頂ければと思いますが、Intel HD Graphicsのドライバアップデートと、KB2454826のインストールをしろとあります。